勝負服
JRAの馬主になると所有する競争馬に騎乗する騎手の着る服のデザインを決めて登録します。
これが勝負服です。
デザインの取り決めは以下の通り。
使用できる色
白・黒・赤・青・黄・緑・桃・水色・紫・薄紫・鼠・海老・茶の13色で、胴と袖それぞれ地色と模様に1色ずつ、合計4色まで使用できる。
使用できる胴の柄
「無し(1色のみの使用)・一本輪・二本輪・三本輪・一文字・帯・山形一本輪・山形二本輪・山形三本輪・山形一文字・山形帯・菱山形・襷・十字襷・縦縞・格子・元禄・ダイヤモンド・うろこ・井桁絣・玉霰・星散・蛇目散・銭形散」の中から1種類を使用できる。
※帯と山形帯については最近ではほとんど使用されていない。
袖の部分は胴とは別の色を使用でき、柄も別に定められている。左右で同じ柄を使用する。
「無し(1色のみの使用)・一本輪・二本輪・三本輪・山形一本輪・山形二本輪・山形三本輪・菱山形・縦縞・格子・元禄・ダイヤモンド・うろこ・井桁絣・玉霰・星散・蛇目散・銭形散」の中から1種類を選択する。
特殊な柄
鋸歯形(胸から肩にかけて使われる柄であり、胴の柄はこれ以上使えず、袖の柄は「一本輪・二本輪・三本輪」しか使用できない)
あまり現代的と思えない色、柄の中から組み合わせてデザインします。
覚えていただきたいのは中央競馬は馬主それぞれのデザインであると言うこと。
地方競馬は騎手ごとに自分の勝負服で臨みます。
名古屋競馬は馬番ごとに決められた色の勝負服を着用して判りやすくしています。
オークスはダイヤモンド柄にちょっと注目しています。
枠順が決まったら探してみます。
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