一口馬主体験
今週は砂上の対決、ジャパンカップダートです。
今回は昨年の覇者、トランセンドと一昨年の覇者エスポワールシチーとの一騎打ちの様相です。
さてシチーがつく競走馬は友駿ホースクラブという一口馬主を募集して中央競馬に出走させる会社の持ち馬です。
この友駿ホースクラブは一頭の出資口数を400口と小口に別けて一口数万円とリーズナブルな価格が売りの一口馬主の会社です。
一度私も馬主体験がしたくて友駿ホースクラブの馬主体験をした事が有りました。
感想は、馬主はお金がかなり無いと務まらないと思いました。
最初に馬主になったのはスルーザドラゴン産駒のドラゴンシチーと今や覚えてもいないもう一頭の2口出資しました。
1才の頃に馬主になるとカイバ代とクラブの手数料を払いながら入廐を待ちます。
運よく入廐できてもレースにデビュー出来るのは僅かというのはこの体験で知りました。
結果ドラゴンシチーはデビューしたものの8着までの入賞が一回あったものの引退、もう一頭はデビューすら出来ずに引退しました。
持ち馬が引退するとクラブから封筒が届きます。
ここで精算しますか、別の競走馬の馬主にスライドしますかと若駒の写真が一枚入っています。
やはり最初の出資金が惜しいので勧められた馬の馬主になり毎月規定のカイバ代、クラブの経費、厩舎への委託金を払い続けました。
結果それ以降デビュー出来る馬さえ持てず、引退すると次の馬の写真が届き払い続けるという状況が続きました。
結果高い授業料を払い、勝負の世界の厳しさを知りました。
本当にサラブレッドが好きで儲けたいなどと思っては馬主に成れない事を。
しかしながらジャパンカップダート、器の大きくない私は友駿の馬は応援できずにトランセンドを応援してしまうのでした。
(写真はエスポワールシチー)
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